競売(差押え)
債務者が支払の期日までに返済しない場合、債権者が裁判所に対して競売の申立てをし、 あなたの不動産を差し押さえます。その後、裁判所はあなたの財産を競売事件として執行します。
一般的に競売で設定される価格は市場の価格より7割~8割程度となることが多く、安値で売却されてしまうため、 住宅ローンの残債が大幅に残ってしまい、今後の生活に影響を与えかねないので注意が必要です。
競売にはたくさんのデメリットがあります。
強制競売6つのデメリット
デメリット1相場よりも安く売却されてしまう・・・
競売では市場価格の2~3割は安く売却されてしまうため、 任意売却をするより残債が多くなってしまいます。
デメリット2競売にかけられたことを周囲に知られてしまう・・・
競売にかけられると、新聞・住宅情報誌、インターネットや裁判所などで、 物件の住所や写真などの情報が公開されるため、ご近所の方などに競売になったことを知られてしまう可能性が高くなります。
デメリット3引越し費用をもらえない・・・
競売による売却代金はすべて債権者への返済に充当され、 引越し費用などを用意してもらえることはありません。
デメリット4残債の一括返済を迫られる・・・
競売では、残債の支払いについて柔軟に対応してもらうことは難しく、基本的には一括返済を迫られます。
デメリット5即刻、立ち退かなければならない・・・
競売で落札された場合、即刻の立ち退きを要求されることがあります。
デメリット6連帯保証人に迷惑がかかる・・・
連帯保証人がいる場合、競売が行われると、連帯保証人にも残債の請求が行きます。
支払えない場合は、連帯保証人の不動産が競売にかけられる可能性もあります。
→任意売却をご依頼いただいた場合の流れは「任意売却の流れ」でご確認ください。